2015年6月4日木曜日

四方八方 八方塞りだ~


昨日の雨に元気を貰ったのか、草の中に蛍袋があちらこちらに咲いています。写真の色のほかにより白く見えるものもあって、梅雨の季節になるのだと実感しました。
ホタルブクロは子供たちが蛍を入れて、と風情のある様子をうかがえる名称です。「火垂る」や「提灯」「釣鐘草」などもこの花にはつけられています。

宵月を蛍袋の花で指す  中村草田男

とよくその時を表わしているな~と思う句ですね。
でも周辺諸国との問題や、原発や基地の問題や、自然災害の問題とやらで、私たちの周りはザワザワ、ザワザワしていや~な感じです。
四方八方課題だらけで突破口が見つかりませんでしょ。
いままでは、経済の問題、災害の問題などと「〇〇の問題」と分かりやすかったのですが、いまはあれもこれも、皆問題の時を迎え、なおかつ自らだけでは解決できない問題も多くあるのが困るのです。

塞ぎ虫蛍袋に閉じ込めし

10年程前に亡くなられた、社会心理学がご専門の田中靖政学習院大学名誉教授の句です。失われた20年の中での句に思われますが、先生は原子力安全委員会の委員でもありましたから、日本の社会が持つ様々な塞ぎの虫を、綺麗な蛍袋に入れてしまいたいというお気持ちをお持ちだったのかもしれません。

あ、そうそう今日は6月4日で、手塚治虫さんのさんらの呼びかけている記念日「虫の日」でもあります。