2016年4月30日土曜日

今日を「蔓延る」という言葉の記念日に


「蔓延る」(はびこる)という言葉は必ずしも良い意味で使われていないようです。
辞書を引いても
草木などが繁茂する。
よくないものの勢いが盛んになって広まる。広まって勢力を張る。
と説明されています。
バス停のコンクリートの壁のほんの少しの隙間に、まさに「蔓延る」にふさわしい光景がありました。どうしてこんなところにと思うのですが、鳥も止まらないし、でも根を張っている以上、種が飛んできて隙間に入り込んだのでしょう。
なんとなく「良くないものが」と言うよりも、「驚くべき」と言ってあげたいくらいです。どこまで「蔓延る」のか、しばらく観察して見ようと思います。
私はいまこの「蔓延る」現象の一つにインターネットのことを思っています。
1989年の今日、私たちが利用しているインターネットのホームページに使われている「WWW](WorldWideWeb)が公開された記念日にあたります。
いまや、なんでもネットの時代。
ネットによる情報入手は当たり前で、文字、映像、音楽などを受け取るだけではなく、連絡手段としてのメールの利用はすさまじいものがあります。
まさに「蔓延る」という言葉が最も適しているように思えてなりません。
若者同士が横に座ったり、車座になっていてもほとんど会話が無く、スマホを見ながら時折短い言葉が行きかう程度です。相手の顔も表情も見ることもなく。
スマホを持たない者は疎外されるか、覗き込むしかありません。
せめて、人と人が集まった時には、言葉情報で伝える時間を持ちたいものです。
でもそういう考えは古い人間なのか?
それとも新し好きのスマホ族が新人類として蔓延る時代なのか?

花たちはネットを越えて顔を出して楽しませてくれますから不思議。