2018年1月19日金曜日

いや~、脱帽です。サンキュータツオさん


今日の講演会の会場は山を一つ越えて、聖蹟桜ヶ丘にある関戸公民館です。
永山・多摩センターからは、いくらバスが出ているからといっても馴染みではなく、面倒くさがりやの私たちの仲間は果たして来てくれるのだろうかと心配なところ。
でもね、やはりいつもの通り皆さん揃って来てくれましたね。

お笑いタレントと言えば面白い話をしてくれると甘く考えていたのは私だけだったのかも。
サンキュータツオさんの肩書には「日本語学者」というのが書かれています。
日本語学者というのは、いろいろな講演者の方を招聘していますが、初めてです。
方言研究者、古文研究者等はありますけれど。
今日の「顔」は、タレントの顔と学者の顔を見せてくれましたね。
テーマにある、「へんな論文をひも解くと」は、著書の「へんな論文」と「もっとへんな論文」を元にしてのお話しをお願いしたのですが、その著書にいたるまでの驚きの研究をお話しされました。
様々な論文がある中で、サンキュータツオさんが選んだ論文はホントにこれって論文なの、というものばかりでした。「おっぱいの揺れとブラのずれ」や、「コーヒーカップの音の科学」等論文なのかと先ず思いますよね。
論文の中身はもとより、サンキュータツオさんは書いた方に会いに行って、直接内容についての確認作業まで行っている、いわば内輪話がなにより愉快でしたね。
本を読んだだけでは分からない背景を知る楽しさを今日は思い知らされました。
話し方は、米粒写経の時の語り口とそっくりでした。
また、お聞きしたくなるほどでした。
言語学者としての活躍には、先週12日に発売された「広辞苑 第7版」の執筆者一覧にサンキュータツオさんの名前が初めて記載されたことでした。
漫才という言葉で人々を魅了し、大学の講師として学生に言語学を担当し、さらに辞書の執筆者という不思議な、まさにタレントという言葉に相応しい講演者でした。